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デンマークINNでの暮らし
府中

居酒屋デンマークINN府中

こんにちは。デンマークINN府中介護科の阿部です。
日に日に吐く息が白くなり冬らしさをつくづく感じられるようになりましたが、そんな心や体を温めるような企画、年に一度の『居酒屋デンマークINN府中』を11月22日に行いました。
今年のテーマは「カラオケ居酒屋」先日導入したDAM(カラオケ機器)を利用し、バックミュージックで雰囲気を出し、入居者様にも歌って頂けるようにスペースを作りました。準備をしていると様子を見に来られる方や、面会のご家族の方がいらっしゃり係の職員も緊張と楽しみでテンションが上がってきました。
いつもより早い夕食を終え、開店放送直後にワクワクした表情の入居者様をお迎えし職員作成の揃いのエプロンで大声で呼び込みです。
今年も係の職員だけでなく有志で手伝ってくれる人、さらには着物でおもてなしをする職員もいて入居者様からは一緒に写真を撮ってとひっぱりだこです。
カラオケを歌った入居者様が居酒屋が終わった後に『あの歌にしないで“南国土佐をあとにして”を歌えば良かった。そうすれば和服で踊ってもらえたかもしれないのに』と悔しがる姿を見たときは心から嬉しく思いました。
何となく気分が優れないからと夕食を召し上がらなかった方が居酒屋に来られ楽しそうな雰囲気に笑顔になり軽食をつまみながらお話をされたり、ご姉妹でワインを飲み「あなた赤いわよ」と桜色になった頬をのぞき込み「そう?」と笑い返している姿をみたり、恥ずかしそうに「枝豆が美味しくて3回おかわりしちゃった」とおしゃる方がいたり・・・。
普段と違う姿をみせていただけるだけではなく楽しい雰囲気や周囲の環境がいかに大切かということを改めて感じることができ、職員もとても有意義な時間を過ごすことができました。また、行事があるときは入居者様が楽しいと感じて下さるようにと担当を超えて「私手伝うよ」と気持ちよく声をかけてくれる職員がいることも心強く、素晴らしいいと思っています。
毎年ゆっくり入居者様とお話しながら過ごすことができず残念な気持ちもありますが、来年も『居酒屋デンマークINN府中』で入居者様と楽しい時間を過ごしたいと思います。