完調品
こんにちは、深大寺栄養科 佐藤です。
施設の食事に完調品が導入され、私たちの仕事も大きく変わりました。今回は私たちの普段の仕事と小さな野望（笑）を報告します。
完調品はまず前日に翌日分が搬入されます。深大寺にはデンマークINN調布のものも含め２施設分が納入されます。その為、移行した当初は検品・仕分け・冷蔵庫への保管等てんやわんやでしたが、現在は、検品作業もスピードアップし、徹底した衛生管理を行っています。
次に当日ですが、冷菜は流水解凍し、溶けたら極キザミ食・ペースト食を作成し、素早く冷蔵庫へ、盛り付け時間まで低温管理を徹底します。一方、温菜はスチームコンベクション（業務用蒸し器）で２０分もしくは熱湯で１５分ボイルします。深大寺では移行後使わなくなっていた、炒め物や茹で物に使用していた大きな回転釜（１５０～１６０人分調理可能）を活用することで、早く確実に温度を上げることが出来、効率化を図っています。
さて実際の完調食の献立ですが、イベント食も多く、【静岡県 釜揚げしらす丼】【具だくさん醤油ラーメン】【トッピングが魅力な茶そば】【穴子ちらし寿司】【助六寿司】等入居者の皆さんにも大好評です。他にも深大寺で入居者の皆さんに好評と云えば【揚げ物】があります。こちらは我々調理師が揚げ、今までと変わらず、サクサクな揚げ物を提供し続けています。
また以前、入居者の皆様に好評いただいていた松花堂弁当のお重も今は使われることが無くなっていましたが、今後は敬老の日・お正月・ひな祭り等に利用していこうと考えています。
おやつ等も幅広く取り入れ、工夫次第でもっと食事を楽しんでいただけるよう、笑顔になっていただけるよう模索中です！
完調品になっても以前同様「目でも美味しく味わえる食事」をモットーに入居者の皆さんに喜んでいただけるよう私たちも笑顔で頑張っていきます。