おだしについて
こんにちは。デンマークINN深大寺の栄養科 細渕と申します。
朝晩冷え込み、いよいよ冬目前を感じる季節となってきました。
今年からおかずは完全調理済食品（以下、完調品）を取り入れてきましたが、ご飯と汁物は当施設で毎日作っています。その中で、ご飯とお味噌汁だけでほっこりとするような、“おいしい”ものを作り続けていこうとしています。
お味噌汁は、何といってもだしの風味・うま味ではないでしょうか？
良質なだしがとれるように、力の入れているメーカーを調べ、種類もいくつか取り寄せて、日々試行錯誤をしています。
だしの調合具合で味が違ってくると思うので、調理師もやり甲斐を感じ作っています。
鍋のふたを開けたときのコク豊かな風味が、たまりません！
また、お味噌汁以外にもコンソメスープや、中華スープなどのだしにも、種類は少ないですが、見直しをしています。
おかずの完調品に関しましては、月１回ごとにご当地メニューが組み込まれています。
10月は、宮城県のはらこ飯でした。鮭ご飯にいくらがのっている、海鮮丼です。
通常の日でも月３～４回はお刺身やお寿司、海鮮丼が出ています。入居者様はやはりお刺身がお好きなようで、その日は特に喜ばれています。
おやつは、今まで取り入れたことのないものを積極的に増やし、バリエーション豊かにしています。通常どら焼きやくず饅頭だとあんこを思い浮かべますが、ずんだ味や抹茶味を入れてみたり、ワッフルでもカスタードではなくマロンクリームにしてみたりと、味に変化をつけて季節によっても楽しんで頂けたらと思っています。
入居者様の「おいしかった」とのお声が、私たち栄養科の一番の励みになりますので、これからも邁進して参ります。
そしてコロナ禍の中、これからの季節に流行る風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにならないように、こまめな手洗い・消毒をして衛生管理にはより徹底をしていきます。