小田原
春の足音。
皆さん、こんにちは。
デンマークＩＮＮ小田原、ケアマネジャーの下田です。
早いもので２月も下旬となり、春の気配を感じる今日この頃、いかがお過ごしですか？
さて、デンマークＩＮＮ小田原の正面玄関の横には、１本の河津桜が植えられています。
河津桜といえば早咲きの桜で有名ですが、当施設の桜も、毎年１月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、春の訪れを真っ先に告げる「春告花」となっています。とはいえ、まだまだ寒さが厳しい折。つぼみのふくらみはゆっくりです。今年は２月３日に１輪、開花が確認できましたが、その後の進みはまたまたゆっくり。それでも中旬からは暖かい日が続き、１４日には３分咲き、１７日には５分咲き、２１日には８分咲きまで開花しました。桜が咲くのを楽しみにしていられるご利用者も多く、１階の廊下のガラス戸や２階の窓から様子をうかがい、満開になる日を心待ちにされています。
満開まではあと１歩。天気予報ではあと数日、暖かい日が続くようなので、じきに満開となる事でしょう。月日が経つのは早いものですが、季節の移り変わりはゆっくりと感じます。本格的な春の訪れはもう少し先になるのでしょうが、河津桜は私たちの心をほんのり春色に染めてくれます。
コロナウイルス感染防止が日常となった今、今年の春もこれまでのようには満喫できないのかもしれません。しかし、ゆっくりゆっくり、でも確実に一歩一歩成長する河津桜の姿は、コロナウイルスの終息を願い、歩みを進める私たちを勇気づけてくれています。
季節の変わり目は体調を崩しやすいですので、皆さんどうぞご自愛ください。