デンマークINNでの暮らし

連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは。デンマークＩＮＮ小田原介護科の岡田と申します。

今回は、７月２３日に行われた地域の小学生、中学生との「ふれあい交流会」について紹介したいと思います。毎年恒例になりましたこのイベントは、デンマークＩＮＮ小田原が開設した翌年の夏より行われ、今回で１８回目となり、総勢８０名の子供達と関係者が参加してくださいました。通常の行事では施設職員が司会進行しておりますが、このふれあい交流会では、小学生の皆様が司会進行を行ないます。
まずは、小学生からのクイズです。今話題の有名人の誕生日、とんちがきいた問題、地元小田原に関する問題などを３択で出題、ご利用者様は「コレだ」と思う答えが言われた時に手を挙げて答えていました。続いて「おたまじゃくしの１０１ちゃん」の紙芝居を小学生が順番に読み、ご利用者様は食い入るように見ていました。

後半の中学生は、部活ごとの発表です。美術部は少しでも涼しさを感じてもらいたいと冬が舞台の「手袋を買いに」を影絵で表現して見せてくれました。次の科学部はペットボトルの中の水の色をかえるマジックやグラスやストローを楽器にしたり、バルーンアートを作成したりと楽しませてくれました。
すべての演目が終わった後、「故郷」をご利用者も含めて全員で歌い、小学生からご利用者様へ折鶴のプレゼントもあり、会場全体が一体となりました。ご利用者様は子供達とふれあうことで多くの元気をもらい、暑い日を乗り切る糧になりました。この日の為に、子供達が一生懸命に練習をしてきたと思うと胸が熱くなります。この大切な交流会をこれからも続けたいと思います。