デンマークINNでの暮らし

デンマークINN調布、介護科の岡本です。

私は、施設内でリハビリテーションの担当しております。
今回はそのリハビリについて皆様にお知らせ致します。

毎月、来所していただいておりますOT（作業療法士）の三沢科長と、当施設の入居者様のADL（Activities　of　Daily　Living）の確認、リハビリメニューの打合せをすることからスタートします。（ADL:日常基本動作のこと。食事・歩行・トイレでの排泄・入浴
衣服の着替えなど）

目標は、「日々の生活の中で、機能訓練やリハビリテーションを無理なく取り込んで行く」ということです。
具体的には、ADLの高い入所者の方には、自主的な歩行や体操などしていただく。
そうでない方々は、ベッドでお休みの際に椅子の座っている姿勢に留意していただいています。また、一定の姿勢を長い時間続けると、筋肉が拘縮してしまいます。
これを防ぐための工夫も行います。
また、ベッドから車イスの移乗や移動の際にも、その方に合った状況を設定し対応しています。
毎朝元気に歩行訓練する方、体操をする方、姿勢を正しく維持することで表情が和らぐ方、など。また、職員から声をお掛けすると、ベッドからご自分の力で起きる方、歩行器を使用して歩かれる方など。われわれ職員が嬉しく思う瞬間です。
これからも職員一同、入所者様の生活をご入所時と同じように維持できるように
一緒に努力して行きたいと思います。