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デンマークINNでの暮らし
深大寺

端午の節句と定期コンサート

こんにちは。デンマークINN深大寺 栄養科の江波戸です。晴れ渡った空に、新緑の青葉。すがすがしさを感じる季節になりました。

深大寺の入り口や庭では青空の下、さわやかな風に乗って鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
今回は、端午の節句のお食事と定期コンサートについてご紹介したいと思います。
端午の節句は男の子の節句であり、成長のあかしとされる食材を選ばれることが多く、その中でも竹の子は天を貫くようにまっすぐ伸びていき、成長も早いことから縁起のいい食材として端午の節句には欠かせない食材になっております。その竹の子を生の状態から米ぬかを使用してコトコト煮込み、丁寧に灰汁抜きをして竹の子ご飯に致しました。ご飯に山椒の葉を飾ることで、香りでも季節を感じられるようになっております。また「勝つ男」としての意味があるカツオも、たたきにして薬味と合わせたポン酢タレでさっぱりとした味付けに致しました。その他にも旬の食材を使用した煮物や茶わん蒸し、果物と鯉のぼりや兜が飾られた栄養科お手製箸袋を添えてお出し致しました。入居者様からは「山椒の葉の香りがいいわね」「煮物の蕗が柔らかくて食べやすいわ」「カツオとポン酢タレがよく合っているね」などのお言葉をいただきました。栄養科一同、皆様に喜んでいただけて嬉しい気持ちでいっぱいになると同時に、今後の励みにもなりました。次回の行事食は5月13日母の日になっております。

そして5月13日は5月の第2日曜日です。深大寺では毎月第2日曜日の午後2時から定期コンサートが行われております。先月4/8には東京室内歌劇場理事の石井真紀さん(メゾソプラノ)率いるヴォーカル・アンサンブル・東京の楽しいコンサートでした(第194回目)。毎月行われている為、16年以上続いていることになります。コンサートの当日には職員がアレンジした花がお客様を出迎え、創造農園が育てた野菜や制作した小物なども販売しております。コンサートは1部・2部と別れており、インターバルには入居者様やお客様にコーヒーや事務科厳選の美味しいお菓子をお出ししております。栄養科では入居者様の食形態に合わせてお菓子をペースト食やソフト食(ペースト状にした食材を舌でつぶせる程度の硬さに固め直した食事)に加工したり、コーヒーを入れたりしております。
演奏者が毎月変わる為、ピアノ演奏の時もあれば琴の演奏の時もあり、オペラの時も…様々な素晴らしい演奏を毎回違う音色で楽しむことができます。ぜひ皆様深大寺の定期コンサートにいらしてみてください。スタッフ一同お待ちしております。