Loading...
資料請求 ご見学

お問い合わせ

デンマークINNでの暮らし

デンマークINNでの暮らし
深大寺

食中毒

こんにちは。デンマークINN深大寺 栄養科 細渕です。
梅雨目前とした季節になりました。
じめじめと湿度があると食中毒に特に気をつけたいですよね。
当施設では月に1度、各科の中の職員1人が講師となり施設内で研修をしております。

今月は栄養科が担当となり〝食中毒〝について研修を行いました。
例えば、まな板の洗浄が不十分でそこに菌が付いていたとして、きゅうりを切り浅漬けにした結果、まな板を介して塩分が大好きな菌(腸炎ビブリオ)が大量増殖した事例などがあるようです。ご家庭でも気をつけていても、忙しい毎日だとまな板の漂白まで毎日はしないと思います。勉強してみて、改めて日々使用しているもの、食材に、菌は潜んでいるのだなと思います。では、どうしたら防げるかが重要です。まな板の傷に入り込んだ菌を落とすためには、しっかりこすり洗いをします。
スポンジは使用後よくすすぎ、水気を切って保管します。時には煮沸や漂白剤で消毒をします。ふきんは使用後だと常温で菌は増殖するため、菌の温床になってしまいます。定期的に煮沸や漂白剤を使用します。日々清潔を意識することで防げることが多いです。
栄養科では、この時期だけではなく1年中、温度管理を徹底しています。
菌は35℃前後でよく増殖するので、常温放置はせずにすぐに冷蔵庫か温蔵庫に保管しています。
また、ドアノブや手を触れるところを1日1回は漂白剤をつけたタオルで拭いて除菌をしています。
職員は夏場にもお弁当を持参する人もいるため、夏弁当の注意事項をまとめたものを職員食堂にも掲示をし、全職員が見られるようにしています。
食中毒は夏場と冬場に特に多く発生していますが、まずは手洗いをしっかりとし、菌を付けないところから意識していきましょう。