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デンマークINNでの暮らし

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小田原

ツバメの巣立ち

こんにちは、デンマークINN小田原、介護科の黒田です。
コロナウイルス終息の兆しが見えず外出自粛の中、6月初旬、施設のベランダに可愛らしいお客様が来られご利用者様、職員を癒してくれました。
2羽のツバメが忙しそうに巣作りをはじめました。
チュンチュンチュン外から可愛らしい鳴き声。
「3羽かな?楽しみだね」など、ご利用者様の楽しそうな表情。会話も弾みます♫
気が付けば無事に5羽並び親鳥がくると一生懸命に口を開けて食べ物をもらおうとしています。その姿に拍手喝采。ベランダもツバメを見たいご利用者様で行き交う日々でした。
6月下旬、体も大きくなって、巣が窮屈そうです。
巣から大空へ・・・子ツバメたちの巣立ちの季節がやってきたようです。なかなか飛び立てない子ツバメを、親ツバメが飛んできて促し、ようやく飛ぶことができると、毎日見守っているご利用者様もホッとはしましたが、もういなくなっちゃったの?と、なんだかちょっと寂しそう。毎日ガラス越しに巣を見つめていました。
ツバメは昔から縁起のよい鳥であると言われています。その根拠は?ちゃんとあるみたいです。

その1

 ツバメは、農作物を生育する3月中旬ごろから東南アジア方面より日本に渡って来る夏鳥。害虫を沢山食べてくれることから、人にとって益鳥とされている。

その2

 「ツバメが巣をかける家は縁起がよい、幸せになれる」と、昔からの言い伝えは、外敵から身を守るために、ツバメが人のそばで巣を作ることにある。巣作りは、適当に人の出入りがあり、湿気の少ない爽やかな環境で、巣を壊さないやさしい人がいる場所を選ぶ。それは人にとっても幸せに繋がる環境や要素であり、実際に幸運な出来事が訪れる出来事も多かったことから、そのように言われるようになった、とのことです。

ツバメの訪れから1ヶ月近く、コロナ禍の中笑顔をもらい楽しいひとときでした。研精会の繁盛も祈り、来年も来て頂ける事を楽しみにしております。
コロナウイルス終息の見通しが厳しい中、皆様、心身共にご自愛ください。