深大寺
食支援プロジェクトチームとの協働
こんにちは。デンマークINN深大寺の栄養科 細渕です。朝晩と冷え込み、いよいよ冬目前を感じる季節となってきました。
当法人内の食支援プロジェクト（以下、食プロ）について、お伝え致します。
当法人の食プロは、本部所属の芳村本部長をはじめ、嚥下機能と栄養面にとても詳しい管理栄養士の和田が中心となって活動をしています。口からのお食事が難しく、食べたいけど食べられない状態となり、低栄養、免疫力低下、そして嚥下機能低下。そのとき、少量でも高カロリーのお食事で、入居者様心身のご負担も少なく、少しでも満腹感を得られ、少しでも元気で健やかにお過ごしになれるようにする。それを実現するのが「食支援プロジェクト」。
当施設にも食プロチームの介入を依頼し、何名かの入居者様の状態を見て頂きました。その日から、少量で高カロリーのお食事（リカバリー食といいます）が始まりました。さらに、既製品の高カロリーゼリーも摂取することにしました。
この結果、入居者様の状況にもよりますが、見るからに痩せていた入居者様が１ヶ月もするとふっくらとして心身共に元気になられました。今では食形態を上げて通常のお食事を召し上がっています。食プロチームに入居者様の相談をするとすぐに駆けつけてくれ、とても心強いです。当施設での心のこもった支援に繋がっていくことを実感しています。
今月からコロナの影響で中止となっていた定期コンサートが再開になりました。また11月9日から15日まで、1Fホールにて作品展を開催しており、施設レクリエーション（絵手紙・書道等）の作品を展示しております。少しずつにはなりますが、当施設でもコロナ以前の活気が戻ってくると良いなと心から思っています。