文化祭
肌寒さを感じ、秋の気配が近づいてきました。季節の変わり目は身体を崩しやすいので手洗い、うがいをしっかり行い注意してお過ごしくださいませ。
今回は介護科山下がデンマークINN府中の文化祭の魅力をご紹介させていただきます。
秋を感じるこの季節に毎年恒例のデンマークＩＮＮ府中文化祭が10月15日（土）から25日（火）まで開催されました。
2ヶ月前から係の職員8名で話し合い文化祭作品を決めていきました。今年の文化祭の作品の一つは『フェルトリース』10月と言えばハロウィンということでジャックオーランタン（かぼちゃのお化け）や、お城、お花を飾り付けたとてもかわいいリースが出来上がりました。そのほかの入居者様の作品には
・フェルトのフォトフレーム・・・色とりどりのフレームに飾りをつけ面白、かわいい動物の写真を入れて飾り付けました。- ・手形フレーム・・・入居者様の手形をとり花のシールで型取りをし台座を透明にしたことで手形と花のシールが浮きあがり1人1人味のある作品に仕上がりました。
・ポプリ・・・ガチャポンケースを利用しポプリの材料を入れ、周りを和柄の布地で飾りマスキングテープを貼った作品は品がありよい香りがします。
・ランチョンマット・・・色画用紙に飾りを置いたりし、ラミネート加工しお食事の時にも使用できる作品となりました。
・共同作品・・・毎年入居者様皆様で大きな一つの作品を作ります。今年は向日葵、バラ、秋桜、紫陽花などの花を塗り、素敵な花束が出来上がりました。
・大漁旗・・・夏祭りの時に製作したものに再度色を塗り重ね、壮大な旗が出来上がりました。今後も夏祭りに活躍しそうです。- ・職員の作品は毎年手先の器用な職員が洋服で作ったバックや、マスクケース、盆栽、クッション、等展示後に欲しいという声が上がる作品ばかりでした。
また、デンマークINN府中には現在外国籍職員が入職しフィリピン出身者が4名、ベトナム出身者が4名います。その職員の出身地や、母国の文化など日頃なかなか聞けないことを聞いて紹介するコーナーを設けました。なぜ日本で働いているか？どうして介護職を選んだのかの質問には交通の便が良いことと、介護は価値のある尊い仕事だと思うと解答あり、私達日本人職員もフィリピン出身の方を見習わなければと思いました。
今回作製にあたり入居者様の作品を作る過程を写真に収め展示させていただきました。
作品制作中は沢山の笑顔と、昔話など会話も弾み、手先の器用な入居者様が多いデンマークINN府中ではあっという間に素敵な作品が出来上がりました。グループリハビリの一時間があっという間に過ぎてしまい物足りず、『何か手伝うことはあるかしら』と声をかけて下さる入居者様もいらっしゃいました。夕方文化祭の係が最後の仕上げにとりかかっているときもお手伝いをして下さり最後まで皆様と一緒に文化祭を作りあげる事が出来ました。本当にありがとうございました。
文化祭は終了しましたが、作品を展示してあるものもあり、とても施設内が華やかになっております。
文化祭開催中には、お茶会も開催され、作品の係る思い思いのお話をされてとても賑やかな、楽しい一時となりました。
一日も早く、コロナが落ち着き以前の様に入居者様とご家族様が一緒に展示作品を観覧したりする日々が来ることを願っております。