デンマークINNでの暮らし

こんにちは。デンマークINN深大寺　看護科　鈴木です。
当施設では、３月３日にひな祭りを行いました。皆様もご存じの通り、ひな祭りは３月３日の桃の節句のことで、女の子の健やかな成長や幸せを祈ってお祝いをします。
当日は、若い職員の男女がお雛様とお内裏様に扮して各階をひな祭りの唄をバックミュージックに周りました。入居者様からは、「可愛い」「素敵」「お似合いね」などと声をかけていただいたり、お雛様とお内裏様と一緒に写真を撮られたりして、とても楽しい時間を過ごすことができました。

雛人形は、子どもたちの代わりに病気や事故から守ってくれるとされます。
女の子が元気で幸せになるようにお祝いの気持ちや願いを込めて飾ります。
昔は、紙で雛人形を作って病気やけがなどの良くないものを持って行ってもらうように川に流す「流し雛」をしていたそうですが、だんだんと雛人形が素敵なものになり、今は飾ることが多くなりました。
雛人形は、立春（２月４日）から２月中旬にかけて飾り、ひな祭りが終わったらできるだけ早くしまうのが良いとされています。
関東などでは一般的に、お内裏様を向って左、お雛様を向って右に飾ります。
古代を好む京都などでは反対に飾るところが多いそうです。
ひなあられには、ピンク、白、緑の色があり、この色にはそれぞれ意味があります。
ピンク－生命　　白－雪の大地　　緑－木々の芽吹き
（諸説あり、上記とは違った意味の捉え方もあるそうです）
この３色のひなあられを食べることで、自然のエネルギーを得て元気で丈夫に育つとされているそうです。